誰も住んでいない空き家でも維持するためには色々な費用がかかる!

誰も住む予定がなく、特に利用する予定がない空き家でも、所有している間は放置しておくわけにはいかず、維持させるための費用がかかります。

使う予定がないのならいっそ売却したほうが…と考える場合でも、それまでの間には管理する上で費用が発生しますので、不動産として維持するためにどのような費用がかかるか把握しておくと安心です。

空き家を不動産として維持させる上で必要な費用

たとえ誰も住んでいいなくても、固定資産として所有するだけで税金など次のような様々な費用がかかります。

所有者にかかる固定資産税

毎年1月1日時点の不動産所有者に対して課税される税金が固定資産税・都市計画税です。誰も住んでいない空き家だとしても、所有者はこれらの税金を負担しなければなりません。

住宅用地は200㎡以下の場合、固定資産税評価額を6分の1に軽減できる優遇措置が適用されますが、空き家の管理が十分でなく、危険を及ぼす特定空家等に指定されてしまった場合には、優遇措置が適用されなくなると理解しておきましょう。

万一に備えるための火災保険料

誰も住んでおらず利用しているわけでないのなら、火災保険は必要ないのでは?と思うかもしれません。しかし、火災や自然災害などのリスクは人が住んでいる・いないに関係ありませんので加入しておくことが大切です。

管理に必要な電気や水道の継続費

管理を行う上で電気や水道などが必要な場合、契約したままにしておけば利用のない月でも基本使用料は発生しますので、その点は理解しておきましょう。

修繕工事にかかる費用

屋根や外壁など、建物が古くなれば修繕を行うことが必要になります。修繕せずにそのまま放置していれば、雨漏りが発生して老朽化を早めるでしょうし、屋根や壁の剥がれた部分が落下して通行人にケガを負わせる可能性もあります。

修繕の内容にもよりますが、大規模な工事が必要になった場合には数百万円かかる場合もあるようです。

庭木や雑草なども放置しておけば近隣に迷惑がかかりますので、定期的に剪定するなど手入れも必要となります。こちらも庭の広さなどによりかかる費用は変わってきますが、数万円、または数十万円かかる場合もありますので費用を準備しておきましょう。

空き家の維持には費用がかかる

誰も住んでいないのだから、空き家の管理や維持にそれほど費用をかける必要はないだろうと考える方もいるようですが、誰も住んでいないからこそ老朽化を早める点に注意してください。

しかも自宅から空き家まで距離がある場合には、管理のために足を運ぶまでの時間や手間だけでなく、交通費もかかります。

もし今後誰も住む予定もないのなら、思い切って売却することも検討をおすすめします。