新居を借りる前の初期投資、なぜ敷金・礼金が必要なし?

敷金とは万が一建物に破損があった場合や退去時のハウスクリーニングに充てられる補償金のことで、礼金は大家さんや不動産業者に対して支払われるお礼のことですが、初期費用の代金も含まれています。敷金・礼金ゼロゼロをアピールしている賃貸不動産物件を良く見かけますが、それらはどのように運用されているのでしょうか?

敷金と礼金の相場

大体の相場は家賃の2~3か月分といわれています。前述したように物件の補修に使われる保証金で、大切に扱っていれば一部戻ってくることもあります。礼金の相場は大体家賃の1か月分です。大家さんへのお礼として支払われるお金ですので、場合によっては安く済むこともあります。

なぜ、敷金・礼金がない物件があるのか?

敷金・礼金がない物件は借りる側からすれば、とても魅力的なものです。その理由として挙げられることは、不動産や大家さんは長期的な空室があるのは避けたいと考えます。長期的な空室をさける対策として、敷金・礼金をなしにすることがあります。

敷金礼金なし物件のメリット

入居前は引っ越し業者などに依頼する費用・前家賃・仲介手数料というように多くの資金が必要になります。敷金礼金ゼロゼロということは家賃4か月分という大きな出費が一切無く、余裕をもって入居することができます。費用が抑えられるということは初期のトータルコストも低くなるため、ワンランク上の部屋に住むことも可能になります。

敷金礼金なし物件の注意点

敷金ゼロの物件はお得感はありますがたいていの場合、退去時のクリーニング費用は入居者自身が払うことになります。もちろん建物内部の損傷も入居者が負担します。入居費が安く設定されている分、家賃が高く設定されていることがあり、敷金が無い理由から万が一滞納した場合、早い段階で督促状が届くこともあります。

敷金礼金が払いきれない時

貯金が足りなく敷金礼金を支払うことができなくても入居を諦めることはありません。仲介となる不動産会社がクレジットカード払いに対応していると、分割払いやリボ払いで支払うことができますので部屋を借りる前に確認を取っておくことをお勧めします。高額な契約になるため、クレジットカードの上限金額にも注意しておきましょう。

お得な選び方と時期

4か月分の家賃が無料となると魅力とリスクの差異が大きくなります。思い付きで飛びつかず、下調べは念入りに行うべきといえます。新生活が始まる春先には敷金・礼金が高額になることもあり、できるだけ安く済ませたい方は夏場といった閑散期を狙って借りるという節約方法もあります。

まとめ

敷金・礼金が必要ない物件のメリットと注意点をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 物件を借りる際の初期費用は高くなりがちです。長い付き合いになり、健康や精神上の安定にも繋がる住まいですので、しっかりした計画をたて、ゆとりをもった引っ越しを行いましょう。