将来が不安な時代~フリーランスの老後資金はいくら必要?

将来のことなんて、まだ先だと思いたいものです。しかし、老後になれば年金だけで生活を余儀なくされてしまいます。会社員や公務員なら年金だけで生活することは可能かもしれません。しかし、フリーランスや個人事業主の場合、年金だけの生活は難しいようです。老後資金がいくら必要かについてお伝えします。

老後資金はいくら必要?項目別に考えてみよう

老後資金と言いましても、ライフスタイルが極端に変化しなければ、支出面では60代前とあまり変わらないかも知れません。しかし、問題は老後の収入や状況です。状況の変化としては、病気、怪我などがあります。その結果、医療費、薬代や検査代などがかさみます。収入がなくなった後の老後の生活費はこちらで捻出していく必要があります。

・貯金と年金

では、貯金と年金だけで今からご紹介する費用をまかなえるかどうかを確認してみましょう。老後にかかる名目はこちらです。

・家賃
→賃貸の場合は、ワンルームと3LDKなど間取りによって変わってきます。1人暮らしなので、都心のワンルームで想定してみましょう。大体7~8万円くらいでしょうか。
・水道光熱費
→12,000くらいです。10,000円以内に抑えられればいいですよね。
・食費
→1食あたり500円として、1日1,500円、30日で45,000円くらいですね。もし、1日1,000円に抑えられれば、30,000円ですみます。
・スマホ代
→パックに加入すれば、使い放題となりますが、毎月8,000~10,000くらいは必要です。
・ネット代
→Wi-Fiなどに加入し、フレッツ光などのテレビ代込みのプランに入ったとしても6,000円くらいは必要のようです。コスト削減のために、固定電話をやめるなどするのをおすすめします。そして通話はスマホのラインやスカイプを活用し、外出先ではWi-Fiが繋がらない事もあるので、基本は家のみで電話やメールをするようにすれば意外な浪費がなくなります。
・衣類代や美容代
→衣類代だけで毎月5,000円くらいでしょうか。ヘアサロンやスキンケア代など美容に欠けるコストは10,000円くらいですね。このあたりを節約できるかどうかは、その人の好みによるのではないでしょうか。しかし、節約できる月は節約するなどし、生活費にあてるのも1つです。
・車関係
→車検は車種によって35,000~75,000円位までの幅があります。ガソリン代については、毎日お買いものなどで乗っている場合は、車を1日片道10分乗ったとして、毎月4,000円ほどかかるでしょうか。
・医療費
→60代では毎月8,000円くらい、75歳では12,000ほどです。病院に行きたくなければマグロを食べなさいと言われた鍼灸院の80代の先生の言葉ではありませんが、食生活も大事なようです。
・娯楽費
→趣味の習い事のお月謝、たばこやお酒などをたしなむ場合や旅行にお出かけする場合はさらにコストがかかります。

老後~1カ月あたりいくら必要?

先ほどご紹介しましたいくつかの項目のうち、高い部分(車検については2年に一度なので、2で分割した1年分。娯楽費はコストに入れていない。)だけで計算すれば、1カ月あたり220,000ほど必要になってきます。また、先ほどご紹介した項目について、節約を取り入れるなど最小限におさめたとしても、160,000円ほど必要です。賃貸住宅ではなく戸建てに住まれている方は、固定資産税も毎年かかってくることになります。老後、夫婦二人なら倍は掛かる事になりそうです。

フリーランスの年金だけでは老後資金が足りない?

もともと国民年金にはこんなエピソードがあります。個人事業主はサラリーマンと違い、退職時期が決まっておらず、死ぬまで働くことができる。つまり、収入が途切れない人もいるというわけです。国民年金は、個人事業主の収入の+部分としての役割があるので、公務員や会社員ほど高く設定されていないのだそうです。しかし、フリーランスや個人事業主の場合、老後に仕事を続ける事は、体力的、精神的に難しいのが現状です。年金や貯蓄だけで老後資金を賄えるようにしておくことが必要です。

今のうちから貯金をしておこう

年金が足りないのなら、貯金するしかありません。そのためには支出を抑える必要が出てきます。美容費、娯楽費、光熱費、車代あたりを節約し、少しでも貯金に回せる様にしていく必要もありそうです。しかし、タイトすぎるライフスタイルは短命にも繋がります。浪費をゼロにし、貯金をする日々のスタイルを身に着けていくことが、老後資金の不足の対策と言えるのではないでしょうか。